スーパー・ベスト・ヒット・コレクション |マドンナ
スーパー・ベスト・ヒット・コレクション出演:
ワーナーミュージック・ジャパン
発売日 2000-09-18
価格:¥7,980(税込)
オススメ度:★★★★
ミュージック・ビデオの世界では見た目がすべて。常にころころ変わるMTVの 流行を利用することにかけて、文字通り100万ドルのルックスを持つマドンナ 以上に秀でたスターはほとんどいないといっていいだろう。音楽や流行の最 先端にいる人々とうまくつきあうことがマドンナの才能。この2枚組ベストに 収められたビデオを見ると、たちまち1980〜1990年代のキラめいていたポッ プ・カルチャーを思い出す。ディスク1には、「ラッキースター」から「ヴォ ーグ」までの初期ビデオを収録。カソリック風昼メロ「パパ・ドント・プリ ーチ」や「エクスプレス・ユアセルフ」の複数ヴァージョン、デヴィッド・ フィンチャーが『セブン』『ファイト・クラブ』などのメジャー映画に進出 する足がかりとなった「オー・ファーザー」「ヴォーグ」なども収録されて いる。 フィンチャーの撮ったビデオ「バッド・ガール」がオープニングを飾るディ スク2には、1993〜1999年分のビデオを収録。特にマーク・ロマネックの「レ イン」は、最初の8曲の中でもダントツに際だっている。ディスク1の初期ベ スト・ヒッツに比べ、アルバム『レイ・オブ・ライト』から5曲、そして『オ ースティン・パワーズ』の主題歌「ビューティフル・ストレンジャー」が入 ったディスク2は、楽曲の良さによってビデオのクオリティが顕著に上がるこ とを証明している。ライトなつくりの「フィーヴァー」「愛は色あせて」に 比べると、シュールレアリズムまがいの「ベッドタイム・ストーリー」、薄 っぺらなSM趣味が続く「ヒューマン・ネイチャー」などの後期ビデオの方が 明らかに進歩している。“トーマス・クラウン・アフェア”的エロティシズ ムの「パワー・オブ・グッバイ」はすでに若干時代遅れに見えるが、「フロ ーズン」で変幻する黒い魔女、「レイ・オブ・ライト」での早回しの日常風 景はどちらも描写が素晴らしい。最高なのは「サブスティテュート・フォ ー・ラヴ」の最後の場面。パパラッツィ攻勢と厳しい状況をしのぎ、人々の 好奇に耐えたマドンナと子どもは、プライベートな時間を得てほっとするの だ。へたすれば気恥ずかしくなることをあえて取り上げ、それを遊び心を持 つと同時に感動的なものにしてしまう彼女の力がこれ以上に顕著なところは ない。 どちらのディスクにも特典はない。が、今までのミュージック・ビデオがDV Dでどんどん再発されている理由が、すばらしいサウンド・クオリティにある ことが十分わかるだろう。『マドンナ スーパー・ベスト・ヒット・コレクシ ョン』を買えば、今後、ほかのベスト盤CDでは満足できなくなるのは間違い なし。(Steve Napleton, Amazon.com)
物足りない・・・
彼女のプロモは大好きなので、もう一声欲しかった。「リヴ・トゥ・テル」 や「イン・トゥ・ザ・グルーヴ」が入っていないのでイマイチ買う気になれ ない。
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